ヨンヌ県の南部、シャブリ に非常に近いトネロワ地区のエピヌイユ村で1982年からワイン造りをしている生産者。畑はピノ ノワールを中心に約11haを所有しております。
葡萄栽培は化学肥料や農薬を使用しないEcocert(フランスオーガニック認証機関)が承認するビオロジック農法。収量を少なくしないといけないピノ ノワールは片翼グイヨで5~6房に制限し、シャルドネは両翼グイヨで6~7房に制限します。平均収穫量は50~60hl/ha。
醸造は区画毎に行います。醸造においても葡萄になるべく負担を掛けないようにポンプは使用せず、ジュースは重力によってタンクへ移し、24時間掛けて澱引きを行います。赤はステンレスタンク、白とロゼはホーロータンクでアルコール発酵、マロラティック発酵を行います。ピジャージュ(櫂入れ)なども非常に柔らかく行いながらステンレスタンク、20℃でアルコール醗酵を行い、バラエティ豊かなアロマを引き出します。
白とロゼはタンク熟成、赤は一部樽熟成をします。熟成期間は年によって変更します。パワーがある年の方が熟成期間は長くなります。コラージュの有無はヴィンテージによって異なりますが、実施する際はベントナイトにて行い、瓶詰前に1度だけフィルターに掛けます。