Importerの紹介

当店ではコンセプトに基づき
2社のインポーターのワインを取り扱っております。

状態の良い健全なワインを飲む為には、
生産者の管理→輸入者の管理→販売者の管理→消費者の管理、
この全てで適切な管理がなされないと実現しません。

その為、当店では信頼できる2社のインポーターの
ワインのみを取り扱っております。

 取り扱いインポーター

インポーターの重要性

販売店や飲食店は店舗でのワイン管理だけで済む事が多いですが、
インポーターのワイン管理は多岐に渡り、
多くの人(会社)との手続きや、多額のコストが掛かります。

意識の低さやコスト削減の為に
全ての工程において適切な管理が出来ていない輸入元が多いのが現状です。

【劣化を防ぐ為の温度管理、湿度管理】
ワインは輸送中の温度、保管中の温度と湿度を
適切に管理する必要があります。

●温度変化による酸素の過剰摂取による酸化劣化
●高い温度による熱劣化
●低い温度による低温劣化
●乾燥によるコルクの収縮が原因の酸化劣化を防ぐ為です。

*ブショネは劣化とは異なります。

【リーファー便とは】
ワインで良く耳にするのがリーファー(定温便)です。
主にリーファーコンテナ(海上輸送)とリーファートラック(陸上輸送)があります。
リーファーは荷主の希望の温度に設定出来ます。
ワインの輸送では殆ど14度~15度に設定されています。

【リーファー使用=健全で状態が良いワインでは無い】
インポーターシールの部分に「リーファー使用」と言う文言がありますが、
この文言=健全で状態が良いワインと言う事にはなりません。

リーファーの使用箇所は最低でも3か所あります。

●生産国内の陸上輸送
●生産国から日本への海上輸送
●輸入元倉庫から販売店への陸上輸送

ちなみに、「リーファー使用」の文言は1部分でもリーファー便を使用したら
輸入元シールに「リーファー使用」の文言は使用出来ます。

その為、リーファー使用の文言=健全で状態が良いワインという事にはなりません。

【多岐に渡るインポーターの管理】
また、全ての送路でリーファー便を使用するだけでは輸入元の管理としては不十分です。

●生産者の蔵を出てからトラックに載せるまで
●蔵元から港までの生産国内のトラック輸送
●港で船に積まれるまでの港内での管理
●生産国の港から日本の港までの海上輸送
●港に着いてから輸入元の倉庫までの管理
●倉庫での管理
●倉庫から販売店への陸上輸送

このように輸入元の管理は多岐に長期間求められます。
コストもかかります。

その為、当店で信頼出来る輸入元は
フィネスさんとシュヴァリエさんの2社のみとなっております。

この2社のワインは試飲による状態チェックはもちろんの事、
フィネスさんが使用している三井倉庫、
シュヴァリエさんの自社倉庫と栃木県大谷町にある天然地下蔵も見学させて頂いております。

当店までの陸上輸送もきちんと確認をして全幅の信頼を寄せております。

【生産者との信頼関係】
また両社ともフランスへ訪問して、
信頼関係を築いた上で生産者から直接ワインを購入しています。
FAXやメールによるオファーや仲買人からの購入はありません。

当店も多くの生産者の方とお会いさせて頂き、
生産者とインポーターとの信頼関係を目の当たりにしております。