2021 ニュイ サン ジョルジュ 1ER CRU ラ ペリエール ドメーヌ アンリ グージュ

ワイン:ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ ラ ペリエール
生産者:ドメーヌ アンリ グージュ
産地:フランス / ブルゴーニュ / ニュイ サン ジョルジュ

品種:ピノ ブラン100%
タイプ:白

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説明

NUITS-SAINT-GEORGES 1ER CRU  LA PERRIÈRE
ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ ラ ペリエール

1級区画「クロ デ ポレ サン ジョルジュ」に
植えられていたピノ ノワールが突然変異したもので、
ドメーヌ創始者のアンリ グージュ氏が発見したので
ドメーヌでは「ピノ グージュ」と呼ばれています。

畑の広さは0.4haほどありますが
腐敗が起きやすい区画で平均収量は20hl/haほど。
元々は石切り場だった場所で多くの石を含む石灰質土壌になっています。

傾斜が急な畑では、雨が降った後に土が流れてしまうという問題に対し、
先代のピエール氏は1975年に葡萄の木の列の間に
芝生を植える方法を生み出しました。
これは降雨後の土地の侵食を防ぎ、
雑草が生えるのを抑える働きもしました。
また、丈の高い雑草が生えない為に畑の通気が良く、
カビの発生を抑制する効果もありました。
さらに、芝生があることで葡萄の根は横ではなく
下に向かって伸びるため地中深くの養分を吸収することができ、
結果としてテロワールを明確に表現することができました。

1990年代から徐々に畑をビオロジック(有機栽培)に変えていき、
2008年から100%ビオロジックになりました。
現在ではビオディナミに移行済みの畑もあります。

テロワールとヴィンテージを尊重する為、
毎年同じ仕事をします。
畑仕事は天候状況や病害に対してそれぞれ適切な作業や
処置を行いますがベースとなる仕事は毎年同じです。
醸造、熟成も毎年同じ仕事をします。

畑で厳選して収穫された葡萄は2007年に新設された
醸造所の2階にある選別台で厳しく再度選別。
タンニンが出過ぎないように特殊な除梗機で破砕しないまま100%除梗され、
地上階にある醗酵タンクへ重力によって運ばれます。
1階で醸造後は地下で重力によって運び熟成させます。

これがグレゴリー氏が当主になってから導入したグラヴィティシステムです。

ポンプ等の機械を使わずに自然の力で
果皮や種、果汁を運ぶ事でストレスを与えません。

ステンレスタンクで醗酵させます。
バトナージュ(攪拌)は行いません。
(先代は極少ない回数だけ行っていて、
グレゴリー氏が継承当初は更に少ない回数だけ行っていたが現在は無し)

新樽30%で約12ヵ月熟成、コラージュはせず瓶詰前に軽くフィルターを掛けます。

ミネラル豊かで透明感があり、とても複雑な味わいがあるワインです。

飲む時のお薦めグラス
グラス底部が切れ上がった樽型のグラス。

当主からのヴィンテージコメント

2015
畑には葡萄の木と競合させて樹勢を強くさせたり水分が行き過ぎないようにする目的で芝生を植えているが、2015年は雨が少なかったので貴重な水分を芝生に取られてしまった影響で葡萄の房数が少なく、さらに粒が小さい葡萄が多く収穫量は例年の50%ほどに減少してしまった。ただ、葡萄の健康状態は通常選別で20%ほど捨てているのに対し、2015年は3%くらいしか捨てる必要がなかったくらい良い状態だった。太陽いっぱいのタッチから力強い味わいでブルゴーニュらしくないが素晴らしい凝縮感がある。

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