説明
CORTON GRAND CRU LES PERRIÈRES
コルトン グラン クリュ レ ペリエール
2009年ヴィンテージが初リリース。
東~南東向きの緩やかな傾斜の区画。
区画の名前通り石が多い畑で土壌に対する石の割合は約50%。
石灰岩、珪石の欠片がたくさんあります。
広さ0.68ha。
1953~54年に植えられたかなり古木で葡萄の粒は小さく凝縮しています。
栽培は除草剤などを一切使わないリュット レゾネ(減農薬農法)。
剪定や除葉などを行って畑の中の空気循環の状態を良くして、
乾燥させることにより腐敗を防止し、
健康で良質な葡萄を作ることを心掛けています。
その精神はドメーヌ物、ネゴシアン物も変わりません。
収穫は全て手摘み。
選別は畑と醸造所で2回行います。
ベルトコンベア式の選果台で10人以上の選別スタッフによって厳しく選別。
腐敗したものはもちろん、未熟果などもすべて取り除きます。
ヴィンテージにもよりますが葡萄はほぼ100%除梗。
コンクリートタンクの醗酵槽に入れて低温浸漬。
その後に自然酵母でアルコール醗酵をさせます。
ピジャージュ(櫂入れ)とルモンタージュ(液循環)を同時に行える機械などの最新技術も取り入れ、
よりクオリティの高いワインを造れるように心掛けています。
新樽率100%で18ヵ月間熟成。
ノンフィルターで瓶詰されます。
サクランボのアロマが広がり、たっぷりとした味わいですが筋肉質で直線的。
アフターはタニックで典型的なコルトンの味わい。
「Clos Rognet(クロ ロニェ)」よりも少し熟成に時間を要します。
飲む時のお薦めグラス
グラス底部が丸い風船型のグラス。
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