説明
RICHEBOURG GRAND CRU
リシュブール グラン クリュ
東から南東向きの緩やかな斜面の畑。
小石が多い粘土質土壌。
広さは約0.34ha。
区画はとても細かく分かれていて
「Les Verroilles(レ ヴェロワイユ)」と
「Les Richebourgs(レ リッシュブール)」に
併せて8区画あります。
葡萄の木は1950年代に植樹。
栽培は除草剤などを一切使わないリュット レゾネ(減農薬農法)。
剪定や除葉などを行って畑の中の空気循環の状態を良くして、
乾燥させることにより腐敗を防止し、
健康で良質な葡萄を作ることを心掛けています。
その精神はドメーヌ物、ネゴシアン物も変わりません。
収穫は全て手摘み。
選別は畑と醸造所で2回行います。
ベルトコンベア式の選果台で10人以上の選別スタッフによって厳しく選別。
腐敗したものはもちろん、未熟果などもすべて取り除きます。
ヴィンテージにもよりますが葡萄はほぼ100%除梗。
コンクリートタンクの醗酵槽に入れて低温浸漬。
その後に自然酵母でアルコール醗酵をさせます。
ピジャージュ(櫂入れ)とルモンタージュ(液循環)を同時に行える機械などの最新技術も取り入れ、
よりクオリティの高いワインを造れるように心掛けています。
新樽率100%で18ヵ月間熟成。
ノンフィルターで瓶詰されます。
糖度と酸度のバランスがとても良い小さい粒の葡萄が取れます。
フレッシュながらも凝縮した味わいで熟成には新樽を使い、深みと繊細さを与えています。
隣接する1級畑の「Cros-Parantoux(クロ パラントゥ)」よりも筋肉質で男性的な味わいになります。
2023年は赤い果物やアロマ豊かなハーブ、植物性の香りにスパイス、
燻製香など様々な香りを感じるがいつもより香りが繊細なので感じ取るまでに時間が掛かる。
口に含むと旨味が口いっぱいに広がり、
アフターに向けてさらに無限に広がっていくほど素晴らしい味わいだが、
まだ全ての潜在能力は表現されていない。
しかし、エレガントな舌触りは正にリシュブールのお手本と言えるような味わいだ。
当然素晴らしい熟成をするので何年も忍耐強く待たなければいけないのだが、
飲みたい衝動に駆られるにもまた正直なところだ。
2021年は開けたては香りを探しに行かなければ感じられないが、
すぐに赤いフルーツや甘草、メンソール、スパイスなどの様々な魅力的なアロマが漂ってくるようになる。
口当たりは言うまでもなく素晴らしく、肉厚で包み込むような味わいで食欲がそそられる。
活力溢れる余韻がとても長く続いて感動せずにはいられない。
長熟なワインなのは間違いないが、すでに満足感を与えるような複雑さを兼ね備えている。
2026年から飲めるようになりそうだが、2035年までは何ら心配することなく熟成するだろう。
2020年はフランボワーズやイチゴを連想させるうっとりさせるようなピュアな果実の香り、
薔薇の花びらのようなフローラルな香りにメンソールも感じられる。
優しく魅力的な舌触り、たっぷりとしていてタンニンはとてもきめ細かい。
バランスの良さや格の違いを見せているとは言え、全ての要素が完全に揃うまで我慢強く待たなければならない。
15~20年待つことが出来れば本当の味わいを体験することが出来るだろう。
飲む時のお薦めグラス
グラス底部が丸い風船型のグラス。



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