説明
CHINON ROUGE PIERRE DE TUF
シノン ルージュ ピエール ド テュフ
ドメーヌが所有する畑のほとんどは醸造所に隣接していて
その周りには葡萄畑を守るように樹木が生い茂っています。
ドメーヌの畑は南東向きの盆地の頂上に程近い場所にあるので
周囲の天候から隔離されてミクロクリマを形成しています。
土壌は「テュフォ」と呼ばれる炭酸塩堆積物(石灰岩の一種)が主で、
その上に粘土質などが堆積しております。
ほとんどの区画がドメーヌに隣接しているので常に畑の状態を観察し、
細かな気配りや迅速な対応が可能なのでビオロジック農法に適した条件が整っています。
また、「ワインのクオリティを上げるには収穫量を制限するしかない」
という哲学で摘芽や摘房を厳しく行い、
収穫は全て手摘みですべてを1度に収穫せずそれぞれの成熟具合を見ながら行います。
カベルネ フランについては成熟が遅い区画と早熟な区画で2~3回に分けて行います。
19ha所有しているカベルネ フランの畑の中で、
1943年植樹のドメーヌで1番古い粘土質土壌区画と、
葡萄の仕立てを高くして風通しを良くしている粘土シレックス土壌区画の葡萄を使用。
他のキュヴェとは違い、15世紀に造られた石灰岩タンクで醸造、
500ℓの樫樽(新樽、1年樽、2年樽各1/3ずつ)で17~21ヵ月熟成させます。
石灰岩タンクは温度上昇がゆっくりなので果皮浸漬の期間も長く、
さらにピシャージュ(櫂入れ)とルモンタージュ(液循環)をじっくり行うことで
豊かなアロマを引き出しています。
通常のシノンとは一線を画すリッチで凝縮した旨味と複雑味、
余韻の長さがあるポテンシャルを感じさせる味わいに仕上げています。
最新ヴィンテージのお届けになります。
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