説明
CLOS DE VOUGEOT GRAND CRU
クロ ド ヴージョ グラン クリュ
クロ ド ヴジョ城に隣接する区画「Près le Cellier(プレ ル セリエ)」に
約3haの広さを所有。
樹齢が90年近くになるものが全体の40%。
その他も1960年代に植樹されたものなど、古木が大多数を占めます。
土の深さは40㎝程しかなく、
葡萄の根はその下にある母岩を突き抜けて伸びており、
様々な要素を土壌から吸収しています。
2007年まで別の生産者に貸していた「Grands Maupertuis(グラン モーペルテュイ)」という区画も所有。
広さが小さくごく少量しか生産できないので基本的には混ぜて1つのキュヴェとしてリリースしています。
2007年以降は唯一2009年ヴィンテージのみ「Près le Cellier(プレ ル セリエ)」と
「Grands Maupertuis(グラン モーペルテュイ)」という2つのキュヴェが造られました。
栽培は除草剤などを一切使わないリュット レゾネ(減農薬農法)。
剪定や除葉などを行って畑の中の空気循環の状態を良くして、
乾燥させることにより腐敗を防止し、
健康で良質な葡萄を作ることを心掛けています。
その精神はドメーヌ物、ネゴシアン物も変わりません。
収穫は全て手摘み。
選別は畑と醸造所で2回行います。
ベルトコンベア式の選果台で10人以上の選別スタッフによって厳しく選別。
腐敗したものはもちろん、未熟果などもすべて取り除きます。
ヴィンテージにもよりますが葡萄はほぼ100%除梗。
コンクリートタンクの醗酵槽に入れて低温浸漬。
その後に自然酵母でアルコール醗酵をさせます。
ピジャージュ(櫂入れ)とルモンタージュ(液循環)を同時に行える機械などの最新技術も取り入れ、
よりクオリティの高いワインを造れるように心掛けています。
新樽率100%で18ヵ月間熟成。
ノンフィルターで瓶詰されます。
赤い果実のアロマ、繊細さと複雑さを兼ね添え、
とても余韻が長くエレガントなワインです。
飲む時のお薦めグラス
グラス底部が丸い風船型のグラス。
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