説明
フランスで最も権威があり、星を獲得するのが難しい
レ メイユール・ヴァン・ド・フランス(旧クラスマン)誌において
2014年に三ツ星に昇格。
名実ともにジュヴレ シャンベルタンのTOP生産者のトラペ
GEVREY-CHAMBERTIN 1ER CRU EN ERGOT
ジュヴレ シャンベルタン プルミエ クリュ アン エルゴ
ブルゴーニュでフィロキセラが蔓延する少し前の1880年頃に購入した歴史ある区画。
1960年に植樹。
0.6ha。
シャペル シャンベルタンの下方に位置する
深い粘土石灰質の畑。
畑の手入れは1996年からビオディナミで化学肥料や除草剤は一切使用していません。
ジャン ルイ トラペ氏の
「ビオディナミにおいて、人間の役割は葡萄が安定して育つように支えてあげることが大事で、畑仕事と選別をしっかりやれば、あとは葡萄が勝手に良いワインになるように働いてくれる。」
という言葉の通り、クォーツ(水晶)の粉末を定期的に畑に撒くことで土壌の活性化を促し、
植物のエネルギーを引き出して病気に負けない木を育てることを目指しています。
葡萄の木の仕立ては片翼式ギュイヨ、
コルドン ロワイヤルで春に厳しい摘芽を行い、
凝縮した葡萄のみ収穫しています。
植え付けも1ha当たり約12000株以下にし、
収量を抑えることによって品質のレベルを高める努力をしています。
収穫は全て手摘みで行い、
畑と醸造所でそれぞれ選別します。
醸造所では除梗前の房の状態と除梗後の粒の状態での2度に渡る選別が15人で行われます。
除梗率はヴィンテージによって変わりますが約50%、
ステンレスタンクで2~3日間低温浸漬を行い、
3~4週間かけてゆっくりアルコール醗酵をさせ、
序盤は櫂入れ(ピシャージュ)を行って
後半は液循環(ルモンタージュ)のみに切り替えていきます。
空圧式圧搾機でプレスした後にワインは樽へ移され、
樫樽で15~18ヵ月熟成されます。
新樽率はヴィンテージにもよりますが40%。
繊細な味わいの1級プティット シャペルの畑と隣接していますが、
ワインのキャラクターは全く異なります。
カシスやオレンジの果皮のような果実味の肉厚でコクのある味わい。
スパイシーでしっかりとしたタンニンの余韻。
食欲をそそるような旨味たっぷりの味わいです。
飲む時のお薦めグラス
グラス底部が丸い風船型のグラス。
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